遺産相続が発生したら早々に遺産相続の手続きをしてしまいたいのは分かります。
もし相続税がかかるならその計算などもありますし申告と納付は相続発生から10ヶ月以内と決められています。
また相続放棄の申し立てができるのは相続発生から3ヶ月以内と期間も短いため気ばかり焦ります。
しかし、遺産相続の手続きをする前に色々と確認しておかないと後になってかえって手間がかかってしまう羽目になります。
まず、遺言書があるかないかを確認します。
自宅をくまなく探したけど見つからないからと遺言書なしで相続手続きを進めていたら遺言書が見つかって全て一からやり直し、となると可能性を考えておきましょう。
また、戸籍謄本を取り寄せて誰が相続人となるのか調べます。
実は自分が知らないだけで認知されている子がいる場合もあります。
そして正しい財産目録を作成するまたは遺言書の財産目録を漏れがないか確認しましょう。
漏れがあるとのちのちトラブルに発展しやすいですし、相続税の計算が変わる可能性があります。
そして全ての法定相続人で遺産分割協議をして遺産分割協議書の作成も忘れないようにします。
相続の手続きで遺産分割協議書は度々提出が必要となるのです。
不備があると逆に手間が増えるものなので注意して進めてほしいものです。
遺産相続手続きをする前に確認すること