相続

子供のいない夫婦の夫が、遺言書を書く事なく亡くなってしまった!そんな時、兄弟がいる場合には妻に財産が全部相続されないんです。知らなかった人も多いと思います。そんな事にならないように、妻に全財産を残してあげたいと言うのであれば、健康な時に遺言書を作成しておきましょう。

作成方法は実に簡単です。まず当然ですがトップには「遺言書」と書きます。そしてその下には「遺言者○○○○は次の通り遺言する。」と書き、「遺言者は下記の財産を含む全部の財産を妻である○○○○(昭和○○年○月○日生)に相続させる。」と書いて相続内容を書いていきます。

土地を相続させるなら、その所在地と地籍など、自宅ならもちろん所在地である住所や床面積などを記入します。定期預金などを相続させたいのであれば口座番号を記入します。その後「遺言者はこの遺言の執行者として下記の者を指定する。」と記入して弁護士の事務所の住所や氏名、生年月日を記入して、遺言書を書いた日にちと本人の住所と名前と押印で終わりです。

妻に全財産を残してあげたいと思った時には、こんな風に遺言書を作ってみてください。